<これまでの活動記録>
公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長=衆院議員)の山本博司事務局長(参院議員)は12日、岡山県笠岡市を訪れ、市庁舎で高木直矢市長と懇談したほか、瀬戸内海の笠岡諸島・北木島を視察した。小山明正・笠岡市議が同行した。
七つの島からなる笠岡諸島で最大の北木島で山本氏らは、同諸島を中心として島内バスの運行や通所介護事業などを行うNPO法人「かさおか島づくり海社」の鳴本浩二理事長と会い、意見を交換した。
鳴本理事長は、同諸島での高齢者デイサービスや、北木島における小規模多機能施設の事業計画を説明。その上で、「離島は本土と生活の根幹が違う。医療・介護制度も同じ物差しでは計れない。国は実態をよく知ってほしい」と訴えた。
これに対して、山本氏は「離島振興法の改正では、医療、介護、交通、買い物など生活に密着したソフト面の改善を行い、離島住民の安心を確保していきたい」と応じた。
(2011年9月15日付 公明新聞より転載)