「かがわ文化芸術祭2011参加行事」の坂出市民美術館特別展へ。
坂出出身の彫刻家 辻野榮一彫刻展を鑑賞。
「薫り立つ木刻の森」のテーマで、木の表面をディスクグラインダーで焦がしながら刻んでいく独特な彫刻表現は心に深く残る不思議な実感。
不安や苦悩をテーマにした「沈黙」は素晴らしい。
辻野氏は、芸大卒業後、国内で活動・7年前から海外でも活躍の場をもつ。現在八王子に住む。
今回初めての故郷での大規模な展覧会。
彫刻同様に紙を焦がして描くドローイングもいい。
研修室の展示は、辻野氏の指導で「等身大の友達を描こう」と小学生20名の伸び伸びとした絵画作品。これも必見。会場にいた辻野氏とも懇談。
静寂の中にみなぎる躍動感「辻野ワールド」を是非坂出市民美術館で体験を。10月23日まで無料。