午前中、被災がれきの広域処理の現場である東京臨海エコプラント(廃棄物処理施設)を視察。
公明党被災がれき広域処理推進チームとして、山口代表・井上幹事長らと参加。
最初に東京都環境局谷川部長から、東京都が岩手・宮城県の災害廃棄物を受け入れる事の概要について説明を受ける。
・平成25年度までの3年間で約50万トン
・現在岩手県1万トン(先行宮古市分千トン)、宮城県女川町(10万トン)
・東京都が公社へ約70億円(3年間で280億円)資金を貸し付け、被災地側とスムーズな体制づくりを推進
高俊興業(株)葛西常務・鈴木常務から「東京臨海エコプラント」での廃棄物処理のプロセスの説明の後、見学。
*ダンピングヤードの見学
・搬入された廃棄物は、ダンピングヤードで有価物の回収及び破砕不適物の除去作業。作業員が手で選別して金属を取り除く。
*中央操作室も見学。
・工場のすべての設備機器の円滑な稼働をITVカメラ24台等で、集中管理している。
*手選別コンベアで、廃棄物の仕分け作業を見学。
・手作業と最新の機械を使って、破砕前廃棄物を選別。
*この後の処理の破砕機械が壊れない為に、どんな物が仕分けしないといけないのか、サンプルを陳列展示を見学。
その後、破砕設備で機械が選別しやすい大きさに破砕。
意見交換では、広域処理が進むためには最終処分場の確保が大きな課題。東京都のように最終処分場がある自治体は可能だが、ない自治体は民間業者が何十年も保管する経費など懸念材料が多く、広がりがされていない。
今後広域ながれき処理を進める上での対策が求められる。