本日は尼崎市総合文化センターで開催された「冬柴鐡三 お別れの会」に出席。
冬柴先輩は公明党幹事長、国土交通大臣を歴任。温かな人柄で私の尊敬する政治家の一人だった。
議員になりたての時から声をかけていただき、陳情でも快く地元の人達と会っていただいた。初めての予算委員会質問では、四国の8の字ネットワークの質問を冬柴大臣にさせていただいた事など走馬灯のように冬柴先輩の温かな心を思い出す。
中国の奉天に生まれ、戦争の悲惨さを体験され、母を早く亡くされ苦学され弁護士に。50年来の弁護士時代の親友の方の追悼の辞には何度も涙する。
お別れの会は、創価学会池田名誉会長からの弔意。山口公明党代表・谷垣自民党総裁の追悼の辞。遺族代表の子息の挨拶と歌も。
子息の挨拶にまた涙する。会場には全国・各界から4000名を超える大勢の方々が冬柴先輩を偲ぶ。
頂いた冊子の中の家族への遺言に感動。(以下抜粋)
【吾道一似貫之(わがみちはいちをもってこれをつらぬく)】
「私の一生は、父母への感謝、師弟の道、親族一人一人への愛、同志への感謝と報恩、大衆の幸せに奉仕する政治の実現という「いち」即ち「初志」をぶれることなく貫くことが出来た幸せな生涯であったと総括しています。
これから何年生きるか判りませんが生涯「貫之(これをつらぬく)」ことを断言します。」
感謝と報恩の心一杯の先輩の姿に後輩として断じて遺志を継ぎ頑張る事をお誓いする。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。冬柴先輩、ありがとうございました。