<これまでの活動記録>
公明党の渡辺孝男、山本博司両参院議員は1月26日、参院議員会館で軽度外傷性脳損傷(MTBI)の患者らでつくる「友の会」の佐曽利麗子代表委員らと会い、患者救済への方策を討議した。関山由紀江・神奈川県相模原市議、杉本豊敬・東京都港区議、阿久津広王・同品川区議、清波貞子・同大田区議が同席した。
MTBIは脳の神経線維(軸索)が交通事故などで損傷して発症する病気で、手足のまひなど重篤な症状が伴う場合も少なくない。
席上、佐曽利代表委員は、損傷が画像検査で発見されにくく、適切な治療や補償を受けられない患者・家族の窮状を紹介。労災や自賠責保険について、画像検査で発見されない脳外傷が障がいとして極めて認定されにくい現状の改善を訴えた。
渡辺、山本両議員は、「党として患者救済へ積極的に取り組む態勢を整えるとともに、MTBIの周知・啓発を図るため、地方議員とも連携したい」と述べた。
(2012年2月1日付 公明新聞より転載)