午後から成年後見制度促進PT(大口座長)が開かれ、「成年後見制度についてー被後見人からみた後見制度改善点について」のテーマで、講演を伺い、意見交換。
講師は、東京大学政策ビジョン研究センター 市民後見研究実習プロジェクトマネージャー 宮内特任助教授。
宮内先生は昨年7月事務所に来訪され、東大において市民後見研究実証プロジェクトを推進している等、パワフルなお話しを伺っている。
(宮内先生が昨年7月事務所来訪のブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat52/cat79/2011/07/27_2629.htm
1.早急にすべき事
・申し立て(主に法的後見)
書類、作成費用、診断書など具体的な改善策提示。
結論として、介護保険事務手続きに法定後見申し立て事務を盛り込む(担当者によっては点数付)
・就任中
ネガティブチェックではなく、ポジティブチェック(成果評価)を追加へ
2.本格的改善
・生活保護に後見扶助
・介護保険サービスとしての後見(業務内容と報酬の規定化へ)
・家裁における後見業務の外部化(成年後見法人のようなものを設置)
今後、改善への提言について、党内で検討し、法律や政策反映に進めてまいりたい。