アメニティーフォーラム16最終日。
8時45分からの「障害者の就労への取組み」のシンポジウムを研鑽。
パネリストは村木太郎(独立行政高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長代理)、川副馨(滋賀県社会福祉事業団参事)竹村利道(NPO法人みらい高知)コーディネータ小宮英美(NHKプロデューサー)
就労支援の課題、現状と今後について大変貴重な内容。来週高知県のみらいを訪問の予定。
11時20分から与野党国会議員の論戦のシンポジウムが開催。公明党の代表として高木美智代衆議院議員(障がい者福祉委員会委員長)と共に出席。
「新しい障害福祉のカタチ、国会での議論を」~与野党が、公開討論!政策のプライオリティーと財源はどうするのか~がテーマ。
コーディネーターは野沢和弘(ジャーナリスト)。
総合福祉法、社会保障と税の一体改革、障がい者福祉について2時間の論戦。
・民主党の障がい者担当大臣が現在の岡田副総理で8回目7人で本気度がない
・通常国会提出法案の名称が総合福祉法でなく、障害者自立支援法の一部改正法案となっている事。民主党マニフェスト自立支援法廃止後の新しい制度といった矛盾
・社会保障と税の一体改革素案では障害者福祉の記述ほとんどなく財源もない。
・工賃倍増計画の予算が自公政権時の25%(16億が4億)
・障害者施設への官公需の発注促進のハート購入法の実現(自公の法案が3年間未審議)など等。指摘。
ただ障がい者施策は、与野党が歩み寄りながら前進させており、今後の施策についても超党派で進める事を確認。
フォーラムでは同時開催のアール・ブリュット展の企画もあり鑑賞。感動する。
フランス・パリで大好評を博した「アール・ブリュット ジャポネ」展から1年。その中の30名あまりの作家の作品の紹介。
障害の有無を超え、果てしない人の表現の可能性が伝わる、素晴らしい感動の企画。