NPO法人美作自立支援センター


薬師社長・則本美作市議


美作市内で障がい者就労に長年取り組んでいる「NPO法人美作自立支援センター」を則本美作市議と視察。

管理者であり、(有)ヤクシ 社長である薬師浩司氏と懇談。

30年来障がい者の一般就労に取組み、平成21年就労継続支援A型事業所に。自立支援法でA型事業所になった事で安定した事業経営になり、利用者が拡大。

現在26名の障がい者(知的16名・精神4名・身体4名・発達障がい1名)が就労しており、最低賃金(675円)以上の月約10万円。

繊維加工(靴下)が中心だったが、一昨年から自動車部品の検査を扱い始めている。


薬師社長の案内


就労の現場を薬師社長に案内いただく。


検品前の自動車部品


自動車部品検定機器


自動車部品作業場


自動車部品の検査は新たな事業。ここで6~7名が従事されている。


繊維加工(靴下)工程1


繊維加工工程2


工程3


工程4


靴下の黒に染料(最終工程)


繊維加工は靴下の中間工程の一部を担当。熟練した方々の仕事ぶりはすごい。障がいを全く感じさせない仕事ぶり。スタッフは9名で障がい者をサポートしている。

社長は障がい者の就労を50名・賃金15万円が目標。
要望として、
1.清掃など市の役務の仕事等障がい施設が受けられる事
2.通勤加算が報酬にかみされる制度
(通勤手当を事業所として出している現状)

グループホームも10人。と障がい者の住まい・就労など懸命に取り組む姿に大変感銘を受ける。

先日の予算委員会で質問した、官公需の優先的発注(ハート購入法)や障がい者就労支援策の拡充などをお話しする。

さらに要望実現めざし頑張りたい。