香川県医師会館にて


古屋座長


都築県代表・大山市議


公明党「IT技術活用検討プロジェクトチーム」として、
香川県の遠隔医療(K-MIX)を、古屋範子座長(衆議院議員)はじめ都築県議・大山市議と共に視察。

場所は私の住むすぐそばの香川県医師会館。


香川県医師会森下会長


原特任教授


古屋座長・森下香川医師会長の挨拶の後
『かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)について』原量宏香川大学瀬戸内圏研究センター特任教授から説明いただく。


K-MIXとは


様々な内容を伺う


「K-MIX」は香川大学医学部の呼びかけのもと、県と医師会の3者が一体となって実績を重ねてきた全国初の全県的取組みで現在加盟している医療機関は111施設。

瀬戸内海の離島を含む地域の診療所から一般病院、中核病院、香川大学医学部付属病院など香川県全域を網羅している。また県外の沖縄なども拡大中。


教科書にも取り上げられる


これまでの活用はCTやMR画像の読影依頼が中心でしたが、「K-MIX」の機能は年々強化され、2009年に脳卒中地域クリティカルパスが、2010年には薬の服用効果や副作用など患者の声が医療現場にフィードバックされる新たな仕組みとして、大学病院と地域の調剤薬局を双方向に結ぶネットワークがスタートした。


ドクターコムによる実演


総務省の「地域ICT利活用モデル構築事業」として、K-MIXなどの遠隔診療システムを活用した電子カルテ機能統合型テレビ会議システム「ドクターコム」が採択され、患者と家族と医療機関とのテレビ電話による問診も実施できるようになった。遠隔医療の可能性が広がる。
香川大学 医学部 横井教授が現在中心で推進されている。


STNet横田マネージャー


「処方情報の電子化・医療連携」


STN etの横田マネージャーから総務省事業「処方情報の電子化・医療連携の概要、実証状況の説明および電子版お薬手帳等についてデモを交え説明いただく。モデル事業として県内10カ所で。


中山副会長の説明


中山スズラン堂薬局


その後中山スズラン堂薬局(株)浜ノ町店を視察。
中山社長(香川県薬剤師会副会長)から説明いただく。
医薬連携システムの「処方箋ASP活用による調剤レセコン」の状況について実演を交え、対応いただく。

患者・薬局・病院の3者にとって効果の高い医薬連携システム挑戦はまだこれからと言える。

総合特区にも認定され、さらにKーMIXの役割は増している。現在特区制度の規制緩和の内容検討はこれからで、遠隔医療推進への課題は多い。

PTとしても遠隔医療などICT活用が推進出来るよう、頑張ってまいりたい。