<これまでの活動記録>
公明党の山本博司参院議員は23日、参院議員会館で「軽度外傷性脳損傷友の会」の佐曽利麗子代表委員、斎藤洋太郎事務局長と懇談し、軽度外傷性脳損傷(MTBI)の労災認定基準の見直しなどについて要望を受けた。
MTBIは交通事故やスポーツなどで脳の情報伝達を担う神経線維が損傷し、記憶力の低下や歩行困難などさまざまな生活上の困難を伴う。
斎藤事務局長は、MTBIが画像診断では発見されにくいことから、労災認定が受けられないことも多いと指摘。「画像偏重を改め、神経学的な材料も判断に加えるべきだ」と訴えた。
山本氏はMTBIの認知度向上も含め、「地方議員や友の会の皆さんと連携して取り組みたい」と述べた。
(2012年2月24日付 公明新聞より転載)