<これまでの活動記録>
公明党離島振興対策本部の「瀬戸内海フォーラム」(山本博司座長=参院議員)は3日、岡山県玉野市で3回目の会合を開催した。これには、山本座長、谷合正明事務局長(参院議員)をはじめ、瀬戸内海沿岸県の公明党議員や多数の来賓が出席。国土交通省の山縣宣彦港湾局長と瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏が講演した。
あいさつした山本氏は、2012年度末に期限が切れる離島振興基本法の抜本改正について「党の離島振興ビジョンの中で、離島振興における国の責任を明確化することを提言した」と力説。また、瀬戸内海の物流や港湾整備、観光振興などについて「沿岸県の公明議員が連携を深め、広域的、一体的な海域の活性化に取り組んでいきたい」と訴えた。
一方、北川氏は離島の観光振興に関して「人を集めればいいというものではない。島に住んでいる人が幸せを感じるような観光の在り方でなければならない」と強調。「公明党の皆さんとも連携して第2回の瀬戸内国際芸術祭を良い形で行っていきたい」と語った。
(2012年3月4日付 公明新聞より転載)