東日本大震災から明日で1年を迎える時に、全国の公明党の県代表や国会議員が一同に会し、東日本大震災の復興への決意を改めて堅持し、公明党の全国のネットワークの力を存分に発揮するために被災地福島で開催された。
最初に大震災で亡くなられた方々への追悼。
山口代表の挨拶【2つの提言】
①被災地のがれき処理を全国に受け入れていただくためにも、国の財政的支援・最終処分場の確保等国がリードをし受け入れ自治体の環境整備を。
②復興にあたる人材不足。特に都市計画実務者(土木関係)など。全国の自治体から人の派遣を。
佐藤福島県知事から挨拶。
・復旧・復興の取組み状況と公明党への感謝・また復興へのお願いなど被災地の思いをのべられた。
被災地報告として、福島・岩手・宮城県の県代表から今までの取組みと決意が。
井上幹事長の今後の取組み
・全国に避難されている人達の地域での支援。福島県だけでも46都道府県に6万2千人。
・風化との戦い。(佐藤知事からも風評被害と風化との戦いの話しあり)
石井政調会長から国会の状況や政策課題の話し。
甚野福島県代表から福島宣言の採択。
最後は山口代表先頭に勝鬨。
力強く改めて復興へ全力投球の決意を固める大会となった。
帰りに福島のイチゴを1個いただく。山口代表自ら帰りの出口で参加者にふるまわれる。
相馬市の館山喜美子さんのハウスで本日朝摘みたてのイチゴ(章姫・紅ホッペ)。甘くて本当に美味しい。しかも大きい。
館山さんは、観光地・松川浦でイチゴを栽培して52年。3・11の津波は地域に広がるハウスを呑み込んだ。残ったのは塩害の農地と放射線の風評被害。全てを諦めた。しかし半年後、イチゴを植え始めた。それが生きる証しだったからだ。
2月に行われた「第15回農漁村ルネサンス体験主張大会」で「イチゴを植えることが、私の生きる証し」のタイトルで感動的な反響をよんだ館山さん。
その真心がイチゴを通じて実感。感動のイチゴ。
郡山の町は、復興へのイベントが駅前や商店街で行われていた。元気発信フェスティバルとして、多くの方々が元気なふくしまをとの思いで頑張られている姿に感動する。
本日の決意を胸に被災地復興へ全力で頑張ってまいりたい。