午後から高木市議、寺内市議と共にNPO法人「こうちサポートネットウイン」を訪問。
山波理事長と懇談。山波理事長は、南国市の高知黒潮若者サポートステーション南国サテライトの統括責任者として、5月17日からスタートする。
NPO法人ウィン設立から10年。不登校や無業者の若者支援に一貫して取り組まれている姿には感銘を受ける。
サポステでは、15歳以上から40歳未満までの無業者を対象に支援を行う。
【若者の現状と支援内容】
①不登校、引きこもりなど発達障がいや精神障がいの方々も含まれており、実態は把握されていないが、南国市でも多くの方々から支援を依頼されている。20代が多いが、30代や40代も多い。
②送迎サービス、アウトリーチ、学び直し支援、キャリアトレーニング、適応指導教室などそれぞれの状態にあった支援を長期間対応する方針。
③そのために南国市にて協議会を立上げ、香南市・香美市にも拡大へ。協議会は若者支援のために学校はじめ教育委員会、社会福祉協議会、ソーシャルワーカー、行政、各団体などが結集。顔の見える支援で小単位の自治体毎に実施。
【要望】
1.若者無業者が働きやすい環境づくりの整備を国が支援してもらいたい。例えばトライヤル雇用など3か月、半年、働く場所を提供出来る環境を。
2.小さな行政単位の地域連絡協議会の立上げと実行が大事。
・若者を取り巻く各層(教育、医療、企業など就労など)の関係者や団体・行政が長期に支援できる仕組みづくり。
若者支援政策のモデルケースとして、国・県・市の連携で支援してまいりたい。