<これまでの活動記録>
公明党の通学路の安全対策プロジェクトチーム(PT、浜田昌良座長=参院議員)は8日、参院議員会館で、4月下旬から全国で児童の登下校時の事故が相次いだことを踏まえ、通学路の安全対策について、関係省庁と意見を交わした。
席上、政府側は、京都府亀岡市で集団登校中の児童の列に車が突っ込んだ事故などを受け、文部科学相から関係閣僚に対して協力を依頼したことなどを報告。また、通学路の安全を確保するための具体策として、歩道の整備や路側帯の拡幅、総合的な事故対策を行う「あんしん歩行エリア」の指定などについて説明した。一方で、亀岡市の事故については、加害者による無免許運転などの事情を踏まえつつ、原因の分析と対策の検討を急ぐ考えを示した。
出席議員からは「事故が相次いだことを受けて、政府として具体的に取り組むことはないのか」などとただす意見が出された。
浜田座長は「対策を進められるよう検討していく」と強調した。
(2012年5月9日付 公明新聞より転載)