経済産業部会


中小企業白書についてヒアリング


公明党経済産業部会にて「2012年版中小企業白書について」中小企業庁 鈴木長官らからヒアリング。意見交換を進めた。(5月9日開催)

国内事業を活かし海外需要を取り込む元気な企業と社会環境の変化に対応する女性の事業活動が注目されている。(下記白書の内容)

1.2011年度の中小企業の動向
・中小企業の景況は大震災後、持ち直していたが、これまでの円高、原燃料の価格高騰、電気料金の値上げ、電力需給の逼迫感などの影響でこのところ横ばいの動き。

2.大震災からの復興と中小企業の役割
・被災地域が、大震災からの復旧・復興により更に発展していく中で、中小企業が小ロット・短納期への対応や地域ニーズの把握力などの潜在力を発揮し、役割を果たすことが期待される。

【農水産品を活用した高付加価値化会社事例】
(有)中村屋(岩手県釜石市)、(有)三陸とれたて市場(岩手県大船渡市)、(株)舞台ファーム(宮城県仙台市)など。

3.国内事業を活かし、海外需要を取り組む中小企業
【クール・ジャパンの会社事例】
永井酒造(株)群馬県、(株)江戸切子の店華硝 東京都、今野印刷(株)宮城県など。

4.社会環境の変化に対応する女性の事業活動
・個人向けサービスの消費が増加傾向にある中で、女性が起業することで提供されるサービスは社会における需要を掘り起こしている。

・こうしたサービスの提供は個人の生活を充実させるだけでなく、家事・育児を負担する女性が就業する際の問題解決につながり、女性の社会参加や更なる問題解決サービスの拡大という好循環をもたらす可能性がある。

【社会環境の変化に対応する女性の事業活動会社事例】
(株)コラボラボ 東京都、ふじ内科クリニック 山梨県、(株)アクションパワー 愛知県など。

5.中小企業のものづくり人材の育成
6.中小企業の経営を支える取組

(株)三ツ矢 東京都、 大阪精密機械(株) 大阪府、(株)山陰合同銀行 島根県