ひきこもり家族会の「KHJ徳島県つばめの会」高橋会長他役員の方々とひきこもり支援研究の第一任者徳島大学大学院 准教授 境先生と懇談。ひきこもり支援について意見交換。
境先生から①「ひきこもりの実態に関する調査報告」と②「ひきこもり支援対策調査研究事業報告」の報告を伺う。
①の全国調査は家族調査(371名)、本人調査(106名)。平成23年11月~平成24年1月 全国KHJ引きこもりKHJ親の会の協力で。
・引きこもり本人の平均年齢 31.5歳。
・引きこもり開始年齢 19.6歳
・引きこもり当事者の生活機能の広範囲において様々な支障を抱いている
・本人・家族共に精神疾患に支障が生じていると感じている人6割を超える
②ひきこもり支援対策調査研究の内容
1.家族支援プログラム「若者を社会につなぐ」の効果
2.ひきこもりの心理的メカニズムの研究
3.ひきこもり支援者研修
(新世代認知行動療法、ひきこもり訪問支援など)
家族会の高橋会長からは親亡き後の事、生活保障や就労支援など施策の拡充を依頼される。、