午後から大田区蒲田にある障がい者就労移行支援事業所「ウイングル蒲田センター」を石川参議院議員と佐藤・飯島目黒区議と共に視察。
公明党障がい者物品等優先購入法検討ワーキングチームの座長として現場を視察し、長谷川社長等から障がい者就労の課題・要望を伺った。
株式会社ウイングルは『20年で「障害者」という言葉を日本からなくす』との長期目標を掲げ、画期的で地道な活動に取り組んでいる。
現在、障害者自立支援法に基づく就労移行支援事業所を全国35カ所に展開。蒲田は本年5月1日新設オープンされたばかり。
企業オフィスに近い環境で、就職を目指す障害のある方に対して、ビジネスマナー・コミュニケーション力向上のための訓練、仕事で必要なパソコンスキル、就職活動支援の面接対策等、実践重視の就労支援サービスを実行されていた。
精神障がい者が7割近い中、丁寧な訓練内容を体感。
就職率は業界平均4%のところ90%を達成し、2011年度は536名の就職者を出している。その秘密の一端が視察をしてわかった。
障がい者の雇用率は2.0%と0.2%UPの目標値となったが、企業への就労の道の課題は山積している。
ウイングルの取組みを参考にして、今後の施策反映につなげてまいりたい。