午前中、全国B型肝炎訴訟原告団の方々が事務所に来訪。B型肝炎の和解手続きの迅速化、恒久的な肝炎対策等要望を伺いました。
午後は国土交通部会・障がい者福祉委員会合同会議にて「PADM遠位型ミオパチー患者会」の方々から≪公共交通機関における車イスの対応について≫要望を伺う。
出席者は、遠位型ミオパチー患者会の織田友理子代表代行、林雄二郎事務局長ら車いすで国会事務所まで来られる。
「遠位型ミオパチー」は、手足の先から徐々に筋力が低下していく希少疾病。おおむね20代以降に発症し、進行すると歩行が困難になり、やがて寝たきりになるという。国内での患者数は300~400人と推定されている。8割の方々が車イスという。
下記【要望内容】
1.早急に対応して頂きたい事項
①乗車駅から降車駅への迅速な連絡 ②希望路線での乗車
③車イススペースの乗車と車イススペースの把握
④改札口の車イスによる出入り自由な自動改札口の設置
⑤エレベーター設置計画の公表 ⑥最寄り駅の大型店の開業に合わせたバリアフリー化
2.中長期的に対応して頂きたい事項
①車掌近くの車両にスロープ常設設置の検討
②新規エレベーター設置の場合の導線の配慮
③車イススペース車両の設置④全ての駅に車イス乗車が可能な設備の設置
⑤運用実態の調査 ⑥専用窓口の設置
織田さん達はこれからの日本は「障がい者、高齢者、ベビーカーが不便を感じない公共交通機関の世界的なモデルに!」との思いをもたれている。切実な声 実現に向け、関係部門との連携で進めてまいりたい。
(これまでの遠位型ミオパチーの方々との交流ブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat39/2011/03/05_2364.html