小島(おしま)は、瀬戸内海のほぼ中央部、来島海峡の西部に位置する有人島。人口約20数人。
明治30年代に日露戦争に備えて芸予(げいよ)要塞が築かれ、遺跡が島内に数多く残されている。
芸予要塞は、日清戦争当時、日露戦争を予感した大日本帝国がロシア海軍の侵攻を防ぐために築いた海岸要塞。
明治32年から2年間の突貫工事で、当時の30万円の巨費を投じ、砲台や赤煉瓦の兵舎、火薬庫などが作られた。
こうした施設が当時のまま残っている貴重な遺跡。遺跡をまわる約1.8キロの遊歩道には2,500本の椿が植えられており公園としても整備されている。
宮谷自治会長の案内で視察。要塞跡散歩コースとしても近年観光客が急増している。
指令等跡地から瀬戸内海が全貌できる景色は絶品。来島海峡大橋や潮流の速い来島海峡と見どころ満載。
島民の方とも懇談。小島の魅力は歴史遺産と瀬戸内海の自然の美しさ。観光活性化の取組みで雇用などが生まれ、島の定住人口の改善になると思われる。
今後3つの島々と対岸の波止浜地域の連携も含めて地域活性化を進めたい。