午前中大洲市にある障がい者就労に取り組んでいる(株)夢・たまごを視察。高知県の竹村氏からの紹介。
新井眞千安代表(取締役)、笹田相談役、青野氏らと懇談。意見交換。
「夢・たまご」が誕生して4年。県内トップの障がい者施設と地域でNO.1のパン屋をめざし、現在従業員60名以上に増え、障がい者の雇用と働く場を提供している。挑戦の夢を伺う。
障がいのある社員は40名。知的障がいが8割。精神障がいが2割。スタッフは25名。
月額の賃金は就労継続A型で9万2千円。B型で3万5千円とすごい。
事業は、企業と連携して商品(折箱)生産の一端を担う「夢・たまご」。
パン製造・販売で、昨年からスタートしたベーカリーショップ「穂の香」。本年4月オープンのオズベーカリー。
350円の弁当の「こんぴらや」。さらにぶどう・梨の生産販売等接k特的に展開している。
就労現場を案内いただく。
折箱製造部門では、多くの障がい者が働く。付加価値の高い、正月おせちの折箱などを機械を活用し、健常者と同じように仕事を進める。
機械はグループ企業の新井産業で障がい者が活用できるよう開発。オリジナル。
ベーカリーショップ「穂の香」も見学。昨年オープンし、順調に伸びている。店頭販売では、新作を出しながら、創意工夫がされている。
病院・介護施設など開拓に挑戦し、外販ルートも拡大。
本年4月オープンの「オズベーカリー」は、オズメッセに出店。明るくオープンなスペース。きめ細やかな工夫も。安くて大変美味しい。
A型は10万円。B型は5万円が目標。スタッフとの一体感を痛感。多くの示唆をいただく。
【要望】
A型から企業就労した場合の報奨金などの支援策の拡充や株式会社の場合の支援策等、今後の就労環境整備への対策の推進等。要望される。
今後の施策反映につなげてまいりたい。