荒川京子尾道市議と(有)東根製作所を視察。東根社長の案内で工場へ。
木から燃料ガスを発生させる高効率の新エネルギーである「木質バイオマス燃料 ガス発生装置(ミライトーン)」を活用し、ガスから熱と電気エネルギーに変わる過程を見学する。
再生可能エネルギーの1つである木質バイオマスエネルギーは今後大事な取組みで先日国会でも木質バイオマス発電推進議連の会合が開催されたばかり。
(下記山本ひろしブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat52/cat209/2012/08/10_3452.html
すると炭化されガスが発生。冷却装置やフィルターを通じ、きれいなガスに変換。
ガスから専用ガスバーナーで温水に。温泉施設や病院、老人施設、花き育成ハウスなどに活用可能。
またガスから排熱利用でガス発電装置システムで電気エネルギーへ。同じく温泉施設や温水プール等の温水利用に活用可能。
「ガス化による最大のメリットはCO2の発生が少なく、灰もでない。直接燃焼方式と比べ、燃料使用量が少なく経済的さらにコンパクトで小スペース。」との事。
「森から生まれる新しいエネルギー、木くずを宝に変える技術」と力を入れる東根社長。
瀬戸内海に浮かぶ島の町工場から生まれた技術。日本のものづくりの技術の高さに感銘する。
今後の再生可能エネルギーに木質バイオマスが大きく貢献できるよう、さらなる施策が求められる。参考になる視察となった。