本日8日~9日、全国引きこもり家族会・支援者代表交流研修会・第7回京都大会が開催される。新幹線で京都駅へ。
8日は午後、全国家族支部会支部長会議。9日は午前中テーマ別勉強会。午後は全国大会・講演会・シンポジウムなどの内容。
引きこもりの事を初めて知ったのは、議員になる前。2007年5月香川県ひきこもり親の会「オリーブの会」愛媛県「こまどりの会」の方々と懇談した時である。引きこもりの実態や家族の方々の切実な声を伺い、何かお役にたちたいと強く実感した。
内閣府の調査では、全国で約70万人といわれ、平均年齢も30歳を超え、家族の負担はさらに重くなっている。
議員となり一貫して国会で取り上げ、2007年・2008年舛添大臣・2010年長妻大臣、2012年野田総理と引きこもり支援の必要性を訴えてきた。
特に全県政令市にひきこもり地域支援センター設置の推進は現在36カ所。(21府県と15政令指定都市)まだ半分。全設置で進むよう県・政令市の議員と家族会の連携で進めたい。
①「ひきこもりをめぐる情報分析~ひきこもり支援法案は可能か?」
中垣内 医療法人佐潟荘副院長・医学博士
②「KHJ親の会の行政へのアプローチ報告と学習会推進講座の全国展開」 池田佳世 NPO法人全国引きこもりKHJ親の会代表
全国から家族会や支援者が一同に会し、協議。国会議員出席は私のみ。国の政策、公明党の取組み等お話しする。
会議では、ひきこもり地域支援センター未設置の26県7政令市の推進へ、公明党県議・市議との連携を依頼される。
夜の交流でも、下記未設置支部の方々から支援を要望されたた。
未設置26県は青森県・宮城県・秋田県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・東京都・新潟県・石川県・福井県・山梨県・岐阜県・静岡県・三重県・兵庫県・奈良県・島根県・岡山県・広島県・佐賀県・長崎県・熊本県・宮崎県・沖縄県
7政令市は、札幌市・さいたま市・千葉市・相模原市・静岡市・京都市・熊本市・
夜は若者当事者たちとの交流懇親会。京都の地元であるNPO法人京都オレンジの会 稲垣理事長の挨拶の後、来賓として挨拶をさせていただく。
全国の方々の支部の状況や当事者の方の声を伺う。全てを終え、京都駅近くのホテルへ。本日伺った点を、今後の引きこもり支援の政策反映に繋げてまいりたい。
(ひきこもり支援の今までの山本ひろしブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat52/cat113/index.html?page=all