高松市内の街頭演説・まわりを終え、高松駅からマリンライナー号で岡山に向かう。
「輝く岡山を創る議員連盟・瀬戸内海フォーラム」記念講演会に出席。
公明党岡山県本部主催で「防災といのちの森づくり」をテーマとして、横浜国大名誉教授 宮脇昭先生を講師に迎えてのフォーラム。講演会のタイトルは「地域経済と共生するいのちの森づくり」
~岡山から世界へ~
県内の首長・行政・経済界・団体など多くの方々が参加いただく。
最初に瀬戸内海フォーラム座長として挨拶。今までの瀬戸内海フォーラムの取組みと今後について、さらに公明党の離島振興対策について訴える。
宮脇先生から約1時間40分の講演。時間も全く感じさせない内容。
宮脇先生は岡山県旧成羽町(現高梁市)出身。ドイツ国立植生図研究所長のチェクセン教授に師事し、帰国後は徹底した我が国の植生調査を実施。
その土地本来の木を混稙・密植する「宮脇方式」による森づくりを進め、これまでマレーシアの熱帯雨林の再生、中国の万里の長城など国内外で1700か所以上4000万本の木を植樹。
東北地方太平洋沿岸に森の長城を築く「森の防波堤」構想を提唱され、実証実験にも取り組まれている。
東日本大震災でも土地本来の植生に基づいた「ほんものの森」は津波に負けず生き残った。その防災力に着目し、震災の瓦礫を用いて土塁を築き、植樹をして長大な緑の防波堤を気づく事を提言。
津波で甚大な被害にあった大槌町などでタブノキなど19種類4500本の苗木を植え「森の防波堤」構想に向け挑戦中。
映像を活用し、わかり易く、迫力ある講演の感動。心の底から共感。希望・元気が湧く。84歳のバイタリティーに脱帽。
【講演で感銘を受けた言葉】
「木を植えることは、いのちを植えること。明日を植えること、心に木を植えること。」
「木を3本植えれば森になり、5本植えれば森林になる」