国立職業リハビリテーションセンターを16日午後公明党「障がい者雇用・就労環境改善検討ワーキングチーム」で視察。
党から参議院議員の西田まこと議員・長沢ひろあき議員・竹谷としこ議員、地元埼玉県西山県議、村上所沢市議・吉村市議が参加。
座長として挨拶。
三上所長・塚田次長などから概要紹介の後、視察。
国立職業リハビリテーションセンターは、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく「中央広域職業者センター」と職業能力開発促進法に基づく「中央障害者能力開発校」の2つの側面をもっている。
隣接する国立障害者リハビリテーションセンターと協力して、障がいのある方々の自立に必要な職業指導や職業訓練などを体系的に提供する、職業リハビリテーションの先駆的実践機関。
事業内容は職業訓練(下記見学)
・職域開発系(職域開発科、職業実務科)
・ビジネス情報系(OAシステム科、オフィスワーク科、OA事務科、経理事務科など。
ここでは、視覚障がい者などがビジネス情報に馴染むための点字機器や読み上げソフト等活用している。
べードメーキングでは今年長野開催の障がい者技能オリンピックに出場するとの事。
・インテリア系(インテリアデザイン科)や・メカトロ系(機械技術科、電子機器科など)もある。
意見交換では、
「今後、企業が求めると考えられる技術に対応した訓練が必要」「センタ-の卒業生と入所者が懇談する機会の提供をしてはどうか」等の意見が出される。
全国から受入れ入所しながらの職業訓練は他の地域にはなく、就労率も高い。この良さをさらに生かし、先駆的役割を担う内容にさらに前進させる事が求められる。
全国の障害者の職業訓練の実態と対応を進めて、雇用・就労環境を改善していきたい。