公明党再生医療推進プロジェクトチーム(PT)の会にノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所所長 山中伸弥教授が来られ講演。
「NPO法人さい帯血国際患者者支援の会」有田美智世理事長から「さい帯血への期待とiPS細胞研究に市民が期待する意義について」挨拶。
体のあらゆる細胞になることの出来る人工多能性幹細胞(iPS細胞)。再生医療の道が広がり、パーキンソン病・網膜疾患や血液疾患で臨床研究が進んでいる。
その中で多くの人の治療に使えるiPS細胞をあらかじめ用意していく「再生医療用iPS細胞ストック」。
一人分で日本の人口の20%をカバー可能。将来は80%以上を目指す。
その推進に必要なものが、さい帯血。赤ちゃんの新鮮なさい帯血がiPS細胞ストックに一番必要となる。
【山中代表の具体的なお願い】
1.さい帯血(iPS細胞ストックの理想的なソース)
保存から10年以上経過したもの、有核細胞数が8億未満のものを利用させていただきたい。
2.規制面の対応
iPS細胞ストックに関する指針の整備など等。
公明党が科学技術予算で大きく推進された事や造血幹細胞移植推進法に尽力されたこと等教授から話され、上記の課題を是非進めてもらいたい期待を熱く話される。
iPS細胞は再生医療以外にも難病等の治療薬の開発にも生かされる。命を守る公明党として全力で取組んでまいりたい。