午前中、公明党宮城県本部にて、公明党被災地復興支援会議(宮城県)が開催された。今までも定期的に開催されていたが、与党になり、新たな復興支援担当議員も交えては初めての会合。地元宮城県内地方議員も参加し、今後の復興支援策について意見交換を進めた。
石橋県代表からの挨拶の後、宮城県担当の井上幹事長からの挨拶がある。
今回新たに新人議員も含めて11名の国会議員が宮城県の担当にあたる。
その後宮城県震災復興企画部後藤次長らから復興の進捗状況について説明があり、地元議員からの質疑等行われた。
【復興・復旧のために必要な主な課題】
1.被災された方々への生活支援
2.まちづくりの推進
3.早期の産業復興と雇用の場の確保
4.東京電力福島第一原子力発電所対策
5.復旧・復興に必要な財政支援の継続と新たな制度運用
【地元議員からの質問・要望】
①石巻市
・入札不調・職人不足への対応(住まいの再建最優先へ)
②亘理町
・グループ補助金の柔軟な対応と拡充(中小企業支援)
・教育環境の整備(特に子ども達の心のケア対策)
・被災された方々への雇用の場の確保
③名取市
・防災集団移転促進事業への対応(地元との合意形成へ)
・津波被災地域における住民の定着促進策と財源措置の早期実現など等
今後、国、県、基礎自治体の連携で対応を進めていく事を確認。
その後、午後から2グループ(石巻、白石)に分かれて現地視察・住民懇談会に向かう。
私は夜の山口県新年賀詞交歓会に向かうために視察にはいかず、仙台空港へ直行。あらためて1月22日、23日の2日間に被災地宮城県の生活支援の現場を訪問し、対応を進める事になっている。