午後、大洲市にある山鳥坂(やまとさか)ダム建設事業予定の現場を桝田大洲市議・二宮西予市議・清水八幡浜市議と共に視察。
民主党政権時代の09年10月に事業凍結されていた山鳥坂ダムについて、昨日(28日)事業継続の結論が出たばかり。建設予定地や水没予定地域と今後の対応について現場へ向う。
国交省 山鳥坂ダム工事事務所の原田所長らから山鳥坂ダム・鹿野川ダム改造事業の概要について説明を受け意見交換。
肱川流域の度重なる洪水被害対策など治水・環境対策のためのダム建設である。
(下記肱川水系河川整備計画の目的は2つ)
①安全安心の確保(戦後最大洪水と同程度の洪水を安全に流下)
②清流の復活(正常流量の確保と自然な流れの回復)
今までダムの計画内容の見直しや3年間の凍結・検証など31年の月日が流れてきた。
岩谷地域(33世帯)の生活再建や漁協関係者との理解水質環境など今後の課題も多い。
平成25年度の国の予算が本日閣議決定された中に山鳥坂ダムの予算(約17億円)も盛り込まれている。
今後用地取得交渉や様々な課題解決に理解づくりと努力が求められるが、本来の目的実現に向けて努力してまいりたい。