午前中、故郷の八幡浜市にあるJA西宇和へ地元清水市議と共に訪問。田中代表理事・理事長と意見交換。
温州みかんの生産・販売状況など果樹農業の課題や今後について伺い、自公政権での対策(予算)などお話しする。
【現状の生産・販売状況】
温州みかんは3年連続の高値販売で生産者は明るい正月が迎えられた。現在中晩柑の販売も順調で今後の安倍政権の経済対策に期待している。
【課題点と要望とそれに対して補正予算・本予算の対応】
1.農業所得の減少・高齢化・離農者増加で愛媛県の耕作放棄地率は約22%とワースト5。耕作放棄地対策・後継者確保策が求められる。
『担い手対策として、新規就業人材育成支援事業として補正予算で99億円。25年本予算で243億円(前年136億)と大幅拡充。特に青年就農交付金を大幅UP(45歳未満の就農前後7年間、年間150万円の給付など)・農地集積推進事業(165億円)との活用も図り強化を図りたい』
2.イノシシ・ヒヨドリなどの鳥獣被害が農業生産者の意欲の減退につながる。鳥獣被害対策野強化を。
『鳥獣被害防止緊急捕獲対策として補正予算で129億円。(約30万頭)平成25年度予算も105億円(前年95億円)と大幅拡充』
3.中山間地域直接支払制度の継続と拡充
『平成25年度予算に302億円(前年259億円)と拡充』
4.スプリンクラー・モノレールなどの老朽化対策、選果場の統合化など
『老朽化した農業水利施設の長寿命化・耐震化のための農業農村整備事業で補正予算1604億円。本予算2997億円(前年2129億円)と拡充。農業基盤整備資金の活用でモノラックなどの老朽化支援や省力化整備も』など等。
今後も現場の皆様の声を予算や政策に反映していきたい。