「宇高航路の存続及び地域公共交通の確保維持に関する要望」について、大西高松市長・黒田玉野市長と共に、太田国土交通大臣へ訪問し、要望。谷合参議院議員、三宅玉野市議も同行。大勢の取材陣も駆けつける。
四国(高松市)と本州(玉野市)を結ぶ宇高航路は、明治43年に宇高連絡船が就航して以来、一世紀の長きにわたり、物流の大動脈として生活道路としての役割も果たしてきた。
しかし、国策としての高速道路や本四架橋の通行料金値下げの措置から、航路事業者の経営が厳しくなり、昨年10月から1社が航路休止で残る1社での運航になっている状況。
1.「産業の足」「生活の足」として重要・不可欠な役割を果たしている本航路の恒久的な存続のために必要な財源確保をはじめ、抜本的な支援施策を早期に実施する事。
2.高速道路料金の設定如何によって、直接的な影響を受けるフェリー航路をはじめ、内航フェリー全般並びに旅客鉄道等への影響を鑑み、公平でバランスのとれた総合的な交通政策へ転換を図る事。
太田大臣は両市長の要望についてじっくり丁寧に聞いていただき、知恵を出して打開改善へ対応を検討する旨の話しもある。
今後引き続き、実現に向けて対応を続けてまいりたい。