ILO活動推進議員連盟の2013年の第1回総会が25日に開催された。
総選挙後、自公政権となり議員連盟も新体制となり、新会長に高村正彦(自民)・会長代理に直嶋正行(民主)、副会長に古屋範子(公明)などの新メンバーに。私は引き続き常任幹事として活動する事になる。
政府からも桝屋厚労副大臣も出席。
総会では、2012年の活動報告や2013年の活動計画など話しあわれ、「国際労働機関(ILO)の現状と今後などについて」上岡恵子ILO駐日代表等から説明があった。
その後、意見交換。
私も使用者側理事の松井博志 経団連国際協力本部副本部長や労働側理事 桜田高明連合国際顧問にILO総会に臨むポイントについて質問。
今後ともILOの目的「社会正義を基礎とした世界の恒久平和の実現」めざし進んでまいりたい。
ILOは1919年に、ベルサイユ条約によって国際連盟と共に誕生。第1次世界大戦後の社会改革に対して高まる懸念、そしてあらゆる改革は国際的なレベルで進められるべきだという確信を体現するものとして設立された。
1946年、ILOは新たに設立された国際連合と協定を結んだ最初の専門機関となり、創立50周年にあたる1969年にはノーベル平和賞を受賞。
現加盟国は185か国。本部はジュネーブ。
ILOは国連機関の中では独特の三者構成を取っている。これは、政策策定や計画立案時には、経済を動かす社会的パートナーである労使代表も、政府と等しく発言する権利をもっているというもの。