国立ハンセン病療養所大島青松園へ、高松港から官用船で向う。風が強いが、晴れで温かな天候。
全国ハンセン病盲人連合協議会会長の磯野常二さん宅へ。40年来ボランティアで磯野さんとの交流のある今治市の白石さんも同行。
磯野さんとは、議員になる前候補の時、2007年4月に白石さんと共にお会いした。以来毎年青松園に来島の時に交流させていただいている。
昭和17年10歳10か月、小学校5年生の時に愛媛県から大島青松園に入所された磯野さん。以来71年以上。ハンセンの隔離・差別の歴史の中で、盲人会長として皆に希望の光との思いで行動されている。
ハンセン病患者には不可能とされていた点字を感覚の残っている唇や舌を使い、血のにじむ努力の末習得した話等伺う。あまりにも貴重で心に響く内容に涙する。
ハンセン病の偏見・差別の歴史を教訓に、全ての人々の平和と安穏の社会をと強く望まれる心に応えてまいりたい。
高松で買ったおにぎりや今治のちくわで共に美味しい昼食をとる。