昨日(2日)鳥取県境港市にて海事振興連盟 境港タウンミ―ティングが開催された。「地域(境港)における海事産業の役割とその発展」をテーマに海事団体代表などから様々な課題・要望をお聞きし、「境港タウンミーテイング境港決議」を採択した。
海事振興連盟の衞藤会長・高木副会長と共に振興連盟の国会議員として出席。タウンミーティングは昨年の山口下関、2010年の広島県尾道に続き、中国地方では3か所目になる。
(地元行政の来賓者から挨拶)
平井鳥取県知事、溝口島根県知事、中村境港市長
(地元経済界・海事産業界の方々の意見・要望)
境港商工会議所 奥森副会頭、日本旅客船協会 隠岐汽船木下社長、中国小型船舶工業会 福島造船鉄工所福島 会長、日本船主協会 五十嵐副会長、日本外航客船協会中本理事長、日本造船工業会寺門企画部長、全日本海運組合 森田副会長など。
(要望の内容として)
・境港の貨客船ターミナルの整備、国際物流ターミナルの早期整備、クルーズ船に対する入出港セレモニーの活性化
・離島航路の支援、本四架橋関連航路が存続・維持できる支援制度
・船舶燃油油税制の見直し、漁船用燃料に対する補助
・超高速船の安定、安全航路施策(隠岐航路)
・トン数標準税制の拡充、ソマリア海賊対策
・海洋基本計画に造船業を我が国の重要産業になど等。
(要望に対して政府・行政側よりコメント)
国交省 森海事局長、山縣港湾局長、水産庁、防衛省など
皆様の要望を伺い、「海路振興の関わりと共に、離島振興航路の対策、総合交通政策の必要性、成長産業としての観光・クールジャパンの取組み、人材育成のための学校の海洋教育、海事局予算の拡充など海事産業振興について」意見・コメントをのべさせていただく。
これからも海事振興のための対策を進めてまいりたい。
そのあと港湾視察へ向かう。