3月20日からスタートした瀬戸内国際芸術祭2013。3年に1度開催される。
2013年は、季節の移り変わりを楽しみ、ゆったりした気持ちで島々を巡ることができるよう、春、夏、秋の3シーズンに分けている。12の島の1つ沙弥島(しゃみじま)へ。
沙弥島は参加する島の中で唯一陸続きの島。坂出市にあり瀬戸大橋に最も近く、雄大な景色がの望む事が出来る。
自然のままの海浜に囲まれ、古くから「万葉の島」と呼ばれる沙弥島は、土地縁の歌や遺跡が多く残り、歴史ロマンを感じる。
最初の日曜日で多くの家族連れなど大勢の人々。
下記主要なアートの紹介。
最初の作品はターニャ・プレミンガー「階層・地層・層」
子ども達が遊んでいる。芝生を植えており緑色になる予定。
【沙弥島海水浴場】
・藤山哲郎+冨井一級建築設計事務所
「沙弥島西ノ浜の家」
海水浴場の海の家として設計し、海を眺めながら食事を楽しむ所。「島スープ」も作品。既に完売。
・五十嵐靖晃の「そらあみ」。
坂出沖の五つの島・それぞれの島の漁師に編んでもらったという。デザインの違いが表れ、個性と誇りの美しさがある。
【沙弥島ナカンダ浜】
・藤本修三「八人九脚」
座って体感する瀬戸内の海。
【屋内では、旧沙弥島小中校を使用した作品群】
・神戸芸術工科大学「沙弥島アートプロジェクト」
(3つの白)
・戸矢崎満雄「名も知らぬ遠き島より」など。
アーティスト、サポーター、来訪者の方々が島の地域の方々と交流し、ともに創り上げていく芸術祭である。
一つ一つの小さな力が集まり、地域を変える大きなうねりにつながっている取組み。是非大勢の人達が島々に訪れてもらいたい。