公明党労働政策委員会(谷合委員長)厚生労働部会(渡辺部会長)として田村厚労大臣に「一人ひとりを大切にする社会の実現に向けて(提言)」を手渡し、公明党の政策を要請する。
経済・社会構造がめまぐるしく変化し、世界規模での競争が激化する中で、持続可能な経済成長を実現し、人々の生活の安定を図る為、公明党は、産業競争力強化に対応した雇用対策が非常に重要であると考え、議論など重ねてきた。
「一人ひとりを大切にする社会」を実現し、全ての人々が生活の場で経済成長を実感できるようにするために、以下の対策の推進を提案する。
【提言内容】
1.良質な雇用の創出と若者の雇用安定
①新卒者の就業支援とキャリア形成支援
②多元的な働き方の普及・拡大
③ニート、フリーター対策
④若者技能者の人材育成
2.構造変化への柔軟な対応と労働者の雇用・生活の安定と両立
①失業なき労働移動の支援
②マッチング機能の強化
③生活の安定のための賃金の確保
3.希望に応じた多様で柔軟な働き方の環境整備
①ワークライフバランスの実現
②女性の社会進出支援
③待機児童の解消
④高齢者の能力発揮のための環境整備
昨日の若者との青年集会・タウンミーティングなどの意見もお伝えする。今後の施策に反映するように国会質問など取組んでまいりたい。