早朝、高松駅から特急いしづち号で松山駅へ。終日、愛媛県内をまわりました。
丹生谷松山市議とアトムグループを訪問。同グループの医療法人 順風会 天山病院小児科(愛称:チューリップ)の病児・病後児保育の現場を視察。宇都宮院長や清水看護師長から説明を伺いました。
病児・病後児保育は、保護者の就労等の理由で病気中のお子さまを家庭で保育出来ない場合に、専用施設で預かる保育の事で大変ニーズが多いといわれています。現在松山市の認可も受け、毎日10人以上の利用者がいます。
院内には病状に応じて部屋分けをして、スペースも広く、アンパンマンのキャラクターやグッズが数多く置かれ、子ども達が楽しい環境に工夫があります。医師、看護師、保育士のスタッフも充実しています。
【課題・要望】
①国の支援がないために、地域格差がある点です。松山市の認可されているので、市外の方には補助がありません。
また松山市では、小学校3年までのお子様が対象でそれ以上の年齢は利用が難しい点です。
②病児保育を担当する保育士の研修や処遇改善など等。
現在、働くお父さん、お母さんを応援する支援は、病気の子どもを見守るだけでなく、子どもの送迎などのお迎えタクシー、仕事で留守中の子どもの教育の放課後子育て支援事業もあり、子育て応援3点セットとして提供されています。
子育て支援の先駆的な取組みに感銘をうけました。今後の施策反映につなげてまいります。