奇想天外・ミュージカル「げんない」を坊っちゃん劇場(東温市)で鑑賞しました。坊っちゃん劇場 第8作公演ですが、全ての作品を鑑賞していますが、毎回新たな感動があります。素晴らしい感動の作品です。
讃岐・高松藩出身で江戸時代中期の博物学者、作家、陶芸家、発明家として才能を発揮し、日本のレオナルド・ダ・ビンチと称される平賀源内。
劇場では見せ物小屋に見立てられ、舞台では源内の摩訶不思議な「奇想天外ショー」が行われます。江戸時代に「自由」を唱え、100年を予感した源内が追いかけた「夢の世界(おもちゃ箱)」が現代にはじけ、魅力を発します。
「未来よ、やってこい!過去は変えられぬ 今もままならぬ。ただひとつ、人のチカラで未来は変えられる」
江戸時代という時代の制約の中で誰よりも自由に奔放な生き方をした源内。未来に向かい、夢を持ち続けあきらめず挑戦をした生き方に共感を感じました。
お盆で家族連れで県外からも大勢の皆様が鑑賞されていました。
終了後、源内役(神さん)吉次郎役(大沢さん)、お千世役(鈴木さん)杉田玄白役(森さん)と記念の写真も。また坊っちゃん劇場の経営者の越智社長や山川支配人とも懇談。
来年の3月まで1年間の公演の他、9月10日~21日は源内の故郷の香川県高松市アルファあなぶきホールで特別公演が開催されるそうです。是非ご覧なって下さい。
【坊っちゃん劇場】
坊っちゃん劇場は、「地域文化の発信」をコンセプトに、愛媛・四国・瀬戸内の歴史文化伝統をテーマとした演目(坊っちゃん・吾が輩は猫である・龍馬・鶴姫伝説・正岡子規・幕末ガールなど)公演している。ミュージカル「誓いのコイン」はロシア公演も行われ、国境を越えた共感をよび、大きな話題となった。
1年間通じて自主製作を演じる劇場は他になく、西日本唯一の劇場でもあり、平成18年の開館から40万人の来館者が訪れている。
また次世代育成事業として文化庁や経済界などの応援で、小中高校生2万3千人が年間、観劇をしている。