寺井理事長ら


太田大臣に要望


要望書


徳島県吉野川北岸土地改良区の寺井理事長・山出常務理事・笠井事務局長が太田大臣を訪問。下記内容について要望をされました。

要望内容は「水稲作期の早期化に伴う4月・5月期のかんがい用水確保について」です。

徳島県吉野川北岸地区は、昭和50年の早明浦ダム・池田ダムの完成により、年間を通じて安定した農業用水の供給がが可能となっています。

しかし旧来からの産地間競争や温暖化の影響で早期米作付けが急激に増加したため、代掻き期の早期化や兼業化が進み、4月・5月期の水需要が集中しています。

かんがい用水の増量(水利権更新)について国交省等の配慮で平成9年から3度実施し、隔日給水や時間給水など対応策を講じていますが、組合員の水管理の負担も大きく、少雨のために水稲の作付けにも支障をきたしています。

こうした実情を解決するためにも「4月・5月のかんがい用水確保」を国土交通大臣に強くお願いされました。

大臣からは農水省の要請後、早明浦ダム全体の視点を見ながら、前向きの検討する事を話されました。