障がい者福祉委員会・厚生労働合同部会


公明党メンバー(井上幹事長他)


白井代表理事


NPO法人ハート・プラスの方々


使われ始めたハート・プラスマーク


内部障害の理解を!


「厚生労働部会・障がい者福祉委員会合同会議」にて「ハート・プラスの会」からの要望を伺い、意見交換をいたしました。

内部障がい施策について、内閣府・厚労省・国土交通省から説明を受けた後、NPO法人 ハート・プラスの会 白井伸夜代表理事らから現状と共に要望を伺いました。

内部障がい者とはWHOにより提唱された国際障がい分類試案の機能障がいの一つです。日本では、肢体不自由、聴覚、視覚などと同じ身体障がい者に属しています。心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸、肝臓、免疫機能の7種類の総称で、身体障がい者の約3分の1が内部障がい者です。

内部障がい者支援は、公明党が一貫して取り組んできました。特に2005年 井上幹事長が予算員会(NHKで放映)にてハート・プラスマークを取り上げ、その後大きく環境が変わり、地方議会でも取組みが広がってきています。

【要望内容骨子】
1.内部障がい者の存在を広く周知・啓発し、福祉の向上を求めるため、ハートプラスを公共交通の優先席に表示(国交省・内閣府)
2.内部障がい者用駐車スペースの確保(国交省・内閣府)
3.内部障がい者の雇用促進のために、体力のない内部障がい者を理解した雇用環境を作り、週20時間未満の短時間労働を障がい者雇用と認め、雇用保険が適応される事を求めます(厚労省)
4.生活習慣病からくる腎臓病、心臓病について予防できるものもあり、予防医療の強化を要望します。(厚労省)など等。

その他、ハートプラスマークが誤った表示がされる自治体等があり、その改善についても要望がありました。

伺った要望内容について今後の施策に反映してまいります。