都内ホテルにて、愛媛県の南豫明倫館60周年記念式典が開催されました。学生時代4年間、学生寮でお世話になりました。
南豫明倫館は、明倫すなわち「秩序ある人道を明かにせん」と学んだ宇和島藩校「明倫館」を継承、180年の歴史ある自治学寮(男子)です。
明治初期、欧米文化をいち早く吸収せんと南予の青年が競って上京。明治16年伊達家から神田の控え屋敷が提供され、これが東京の明倫館の始まりです。
昭和20年戦火で焼失しましたが、昭和28年、郷土の諸先輩がお金を出し合い「南豫奨学会」として復興して、目黒区上目黒に「南豫明倫館」を新築。
昭和62年に学習環境最適な小金井市に移転、現在に至っています。
明治以来現在まで巣立った寮生は約1200名。本日都内に住むOBや現役など約90名を超える方々が集まりました。
伊達宗信理事長からの挨拶でスタート。宇和島市からは、石橋市長はじめ大勢の来賓の方々が参加されていました。
弟も来賓として出席。(地元銀行の東京支店長として)先輩や後輩たちと懐かしい明倫館時代の話しで盛り上がりました。
当時1か月の寮費は2食付いて月7000円。18歳から22歳と多感な時期に、多くの学生たちとの寮生活での交流で、貴重な体験を積ませていただきました。学問や哲学以外にも共同生活でのルールや礼儀。そしてかけがえのない友達を得れました。本当に感謝しています。
写真はホテル40階からの都内の風景。伊達理事長と弟・姪っ子。全員の記念写真。目黒にあった旧南豫明倫館・石橋宇和島市長など等。