障がい者雇用に大変力を入れている 株式会社 ワークスアプリケーションズを視察しました。(29日)
牧野正幸代表最高経営責任者(CEO)・五十木正執行役員・小島豪洋ゼネラルマネージャーらと意見交換し、社内を見学、雇用されている方々と懇談。
(株)ワークスアプリケーションズは日本唯一の大手企業向けERPパッケージベンダーです。【従業数2281人(単体)2855人(連結)】
視察のきっかけは、五十木さんが元IBMの先輩で、私が障がい者政策を進めている事を知られ今回の視察となりました。
ワークスアプリケーションズは、障がいの有無に関わらず、個々の能力や適性に合わせて様々な活躍の場を提供されています。
2010年には知的障がいを持った社員が所属する組織「チャレンジド・オペレーションセンター」(COP)を設立。
名刺作成や各種データ入力などの事務分野や会議室等の清掃分野、カフェの運営等のカフェ分野で知的障がい者8名の雇用につながっています。
実際1階にある「わくわくカフェ」で美味しいコーヒーをいただきました。
障がい者雇用数は28名。内訳は身体障がい者13名、知的障がい者8名、精神障がい者7名です。
ワークスで働く精神障がい者の多くは「アスペルガー症候群」で、一般では「行間を読むことが苦手」といわれていますが、周囲の理解や協力により各部署(ソフト開発・検証等)で戦力として活躍されていました。
障がい者雇用のメンバーと懇談しましたが、皆、礼儀正しく笑顔が素敵でした。牧野CEOも元気に挨拶をする彼らが職場にいる事で明るい職場環境になってい事等も伺いました。
安定就労の為の取り組みとして、業務日誌・朝礼、夕礼、マナー研修、チームミーテイング、保護者面談、また関係者が一堂に集まる業務報告会等と大変努力と工夫を痛感しました。
今後の障がい者雇用がさらに推進出来るよう、本日の視察を参考に取り組んでまいります。