麻薬探知犬訓練センター視察1


東京税関に所属する成田市の麻薬探知犬訓練センターを細田東京税関長らと視察しました。

麻薬探知犬は、増大する密輸入を防止する目的で導入されたもので、東京税関では昭和54年6月に米国税関の協力を得て麻薬探知犬2頭を導入したのが始まりです。その後、麻薬類の摘発の効果的であったことから、国内で訓練・育成することとなり、一括して行うために昭和62年麻薬探知犬訓練センターが開設されました。

敷地面積4万8千㎡と東京ドームの広さに犬舎棟、管理棟、訓練棟、訓練場などがあります。
一人前の麻薬探知犬になるためには、約4か月の厳しい訓練を受け、認定試験に合格する必要があります。


訓練を視察


訓練センター視察②


2頭の訓練状況を見学。スピードと機敏な動作、賢い麻薬探知犬に脱帽です。麻薬探知犬とペアで組んで検査を行う税関職員をハンドラーと呼びますが、ハンドラ―も体力が必要だと思いました。

全国124頭の麻薬探知犬は空港で港そして国際郵便局など様々な場所で活動しています。国民の生命を守る麻薬探知犬等の支援にしっかり取り組んでまいります。