紛争国の学校　軍事利用防げ！土井早苗国際NGO日本代表講演会（東京都）

公明党青年委員会（石川ひろたか委員長）は19日、参議院議員会館で、国際人権NGO（非政府組織）の「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」日本代表の土井早苗さん（弁護士）を講師に招き、講演会を開催しました。講演テーマは「『紛争下での学校の軍事利用』を防止する運動について」。

土井さんは、海外の紛争国で学校が軍事的に利用されている現状に触れ、リビアの反政府勢力が施設を訓練場として占拠している実例などを紹介。

過去に24か国の教育機関が軍事利用されたと指摘し、「アジアやアフリカなどグローバルに起きている」と強調されました。また兵士などによる学校への攻撃が与えている影響について言及しました。学校に通えない子ども達は約5000万人だそうです。

精神面で傷ついている生徒や教師はもとより、銃撃されたり、肉体的・性的暴力にさらされる生徒が存在している事など訴えられました。
この後、学校施設の軍事利用を防止する各国政府の取り組みに関して意見交換を進めました。講演会には日本ユニセフ協会の高橋愛子氏・公益社団法人　セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの吉村美紀氏や各省庁も出席。

『学校に軍隊はいらない！キャンペーン』のFBは下記アドレスです。公明党の講演会の様子もアップされています。
リンク：https://www.facebook.com/GakkoniGuntaihaIranai?hc_location=timeline

また、学校の軍事利用の実態を明らかにしたビデオ(2分半)も土井様から送付いただきました。
http://youtu.be/XGpBkXQhmjo