本日は財務大臣政務官として輸出入申告業務の視察のため(株)二葉本社(港区)と
川崎市にある東扇島冷凍物流センター等を視察しました。(9日)鈴木宏会長が案内
いただきました。鈴木会長は日本通関業連合会の会長をされています。
3月12日に財務省に連合会として要望に来られ、お会いした大学の先輩でもありま
す。
- 鈴木会長が財務省要望のブログ
- 日本通関業連合会の要望(納期限延長制度の利用の円滑化)の実現へ!
(株)二葉は、大正13年創業で創業90年を迎えます。港湾運送、保管、通関など一貫
した港湾地区における物流体制を充実させるとともに、日本の「食」を支える輸入冷
凍冷蔵食品の取り扱いに卓越したノウハウを蓄積し、今日では、京浜港屈指の低温物
流サービス企業として確固たる地位を築かれています。
本社では鈴木会長・鈴木英明社長から会社概要を紹介いただき、輸出入業務の実務の
現場を視察しました。貨物引取、搬出、運送指示・他法令関係処理、輸入通関申請・
料金等請求などの業務を迅速に対応されています。
最初に1日300コンテナの輸送体制で、お客様のニーズに応じたコンテナの配車などを
進めるWEBシステムによる運送管理を見学。貨物情報・コンテナ情報など瞬時に検索
できます。
またNACCS(輸出入等関連業務とこれに関連する民間業務(貨物管理)を処理する官
民共同のシステム)を活用し、他法令関係処理(植物防疫検査・動物検疫検査・食品
輸入届)や輸入通関・申告・許可等の実演も見学。
輸入申告件数は年間6万9千件。動物・食品検査の取り扱い件数は9万7600件を扱って
いるそうです。NACCSにより効率化・迅速化が図られています。
通関士資格保有社員(約50名)が税表分類・法解釈等の専門知識を活用し、取り組ま
れおり、女性の資格者も多く、益々通関士の方々の役割は大事になってきます。貴重
な内容を見学でき、大変参考になりました。皆様大変にありがとうございました。