川崎市にある輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCS)を財務大臣政務官として視察(9日)。宮坂社長・青木専務等から概要の説明を受け、意見交換を進めました。また職員の皆様にご挨拶をさせていただきました。
NACCSは1978年の稼働以来、官民の垣根を越えて、輸出入及び港湾・空港とこれに関連する民間業務を処理する官民共同システムとして運用。
- 輸出入申告の98%を電子的に処理し、ペーパーレス化を実現。
- 1回の入力・送信で輸出入関連手続を行う事ができるシングルウインドウ化を実現
- 日本全国をカバーし、24時間365日稼働。通関手続に要する時間を大幅に短縮しています。
NACCSの海外展開としては、ベトナムにおいて平成26年4月からNACCS型システム導入の支援業務が稼働しました。
今後次期(第6次)NACCS開発も検討されており、さらに安定性・信頼性の高いシステムとして、総合的物流情報プラットフォームとしての更なる機能充実が求められています。