広島県から土木局の松永悟整備部長・中本勝課長・岡田浩実主査らが国会事務所に来訪(22日)。「しまなみ海道サイクリングロードの自転車通行料金の実質無料化に向けた取組みについて」広島県の取組状況を伺い、今後について意見交換を進めました。(しまなみ海道のサイクリングロードの自転車通行料金無料化は今まで広島県・愛媛県・尾道市・今治市の要望を受け、現地視察や太田大臣への要望活動等この数年間私も共に取り組んできたテーマでもあります。広島県の取組みの状況をお聞きし、まだ残っている課題(ナショナルサイクリングロードの創設等)について改めて認識し、実現に向けて進めてまいります。
広島県(土木局)の取組み
しまなみ海道サイクリングロードの特徴
- 自転車のみで瀬戸内海を横断でき「サイクリストの聖地」として国内外から高い評価
- 平成24年度のしまなみ自転車道サイクリストは年間推計 17万人
- 平成10月26日に世界的規模の国際サイクリング大会の予定
- 尾道市に自転車に乗ったままチェックインできる全国初のサイクリスト向け専用ホテルがオープン
課題
- 橋梁区間は本四高速を利用するために、自転車走行が有料(因島大島から来島海峡大橋まで500円の料金で料金収入はおよそ2千万円程度)
愛媛県と連携した取組内容
- ナショナルサイクリングロード認定制度の創設
- サイクリングフリー(自転車通行料金の実質無料化を目指す)
*本年2月太田大臣に両県知事と要望を行い、大臣から本四高速に指示をすることを明言され、今夏に無料化が実現の運び。(半分を国、残りを2県・2市が負担し実質無料へ)
自転車通行料金の実質無料化の具体的取組み(案)
- サイクリストの目に触れる箇所に企業名掲載の広告設置
- サイクリングロード支援のため、自動販売機の設置
- しまなみご当地カード(電子マネー)の発行など。
官民(利用者を含む)連携により、自転車通行料金の実質無料化が実現します。財源はサイクリスト利便性向上のためのソフト・ハード整備に充当予定