1994年発生したルワンダ大虐殺のジェノサイド記念館へ、小川在ルワンダ大使の案内で見学しました。
ジェノサイドの犠牲者となられた方々に哀悼の祈りを捧げ、献花をいたしました。このような悲劇を2度と起こしてはいけないとの思いを新たに致しました。
25万人の方が埋葬されており、同じような場所が国内7か所にあるそうです。記念館はドキュメンタリーフィルムや犠牲者の白骨・遺留品等が展示されており、当時の様子、ジェノサイドに至った経緯や背景を紹介しています。記念館の拡張工事が進められており、「記憶」の灯火も完成。日本が支援を行っております。
見学後、地元テレビ・マスコミのインタビューを受けました。ルワンダはジェノサイドという忌まわしい過去と真摯に向いあいながら、平和と希望を希求しつつ、国の復興に取り組まれてこられました。「アフリカの奇跡」ともいわれる素晴らしい発展を遂げています。
またルワンダ大虐殺を扱った映画「ホテル ルワンダ」の舞台となったミリコリンホテルへも参りました。映画の舞台そのものでした。
1994年ルワンダ大虐殺
ベルギー植民地時代に形作られたフツ族(人口の9割)とツチ族(人口の1割)の対立により内戦が勃発。内戦の最中の1994年4月、フツ族過激派によるツチ族及びフツ族穏健派の大虐殺が発生。7月までの約100日間に80万?100万人ともいわれる市民が虐殺され200万人の難民が発生。日本はルワンダ難民救済のため自衛隊約400名が派遣されました。