難聴児早期療育・音声言語の会 声援隊 シュタイガ-知茶子代表らが国会事務所に来訪されました。(11日)
「聴覚障がい児への福祉と教育環境向上への要望書」について、お伺いいたしました。
声援隊は難聴児を持つ保護者や療育関係者で構成された団体で、ワークショップや勉強会を開催し、難聴児早期療育等家庭や地域での難聴児療育や教育を実践されています。
毎年1000人~2000人の難聴児が生まれると言われ、聴覚障がい児・者のニーズは多様です。
聞こえる人たちと同じように音声言語で生活する人も視覚的言語を母語とする人もおり、それぞれが支援を必要としています。
早期発見の遅れにより、言語習得に支障をきたすケースも多く、問題とされています。早期発見・診断のために、新生児聴覚スクリーニング検査が大事ですが、実施率は全国平均60%です。地域格差があります。
今回の要望は、【新生児聴覚スクリーニング検査実施率100%施行による早期発見・早期教育の充実】です。
聴覚障がい児とその家族への医療・福祉、及び教育環境向上のために必要な施策・改革が大事ですが、そのスタート時点の整備として上記要望は切実な内容です。本日の要望実現へ向け、全力で取り組んでまいります。