危険ドラッグのまん延を受け、公明党厚生労働部会(古屋部会長)と薬物問題対策PT(谷合座長)は厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(千代田区)と薬物依存からの回復を支援する「NPO法人東京ダルク」(荒川区)を視察し、意見交換を進めました。
麻薬取締部 瀬戸部長から、麻薬取締部の概要と取り締まりを強化しても規制の網をすり抜けた新種の危険ドラッグが作られている現状の説明。施設内の麻薬取締役菅の捜査・鑑定・分析などの場所も見学。「薬物の検査機器や人員の増強を重要だが、根本的な解決には薬物乱用防止の啓発活動が必要」と指摘がありました。
東京ダルクの森田氏からは「危険ドラッグに関する相談件数が急増。急性中毒者より危険との声もある」等様々な問題の指摘もありました。
薬物依存者への支援に取り組む東京ダルク。荒川区のダルクホーム施設や台東区の生活訓練事業ダルク・セカンド・チャンスも見学。薬物依存からの離脱プログラム・生活・就労支援等の活動を伺い、課題・要望を伺いました。今後の施策反映に繋げてまいります。