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雨の見学

玉野市のナイカイ塩業(株)視察後、倉敷市児島に移動。国の重要文化財の野崎家塩業歴史館(旧野崎家住宅)を見学しました。公明党の山田・高橋両岡山県議、生水・吉田両倉敷市議、三宅玉野市議らが同行。引き続き、野崎社長・辻事務長らに案内いただきました。児島ジーンズストリートに隣接しています。


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旧野崎家/野崎家視察2

野﨑家は製塩業と新田開発で財を成した野﨑武左衛門がその気宇に合わせて天保から嘉永年間に次々と築いていった民家です。 敷地面積約3000坪・建物延床面積約1000坪あります。ともかく「すごい」の一言です。

長屋門を入ると、濃い緑を背景とした本瓦葺の主屋群が軒を連ねて美しく、これに並んで威風堂々と軒を連ねる土蔵群があります。 中門を入ると表書院の前庭となりますが、庭園は枯山水で、児島の豊富な石材を生かして石組に幽玄の風情を表現しています。

総じて、建物と庭園がこれほど創建のままに保存されている民家は稀で、保存の素晴らしさに感激します。

昭和52年に岡山県指定史跡となり、平成7年に博物館登録、平成18年に国の重要文化財(建造物)に指定されました。


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塩業歴史館/塩業の歴史

野崎家塩業歴史館では野﨑家の歴史や功績、塩作りに当時使用していた道具や、膜濃縮製塩法に変わるまでの農耕的な塩田製塩の当時の貴重な写真が展示されています。ナイカイ塩業(株)の工場見学と併せ、大変貴重な視察となりました。ありがとうございました。