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公明党の核廃絶推進委員会(浜田座長)は「広島原爆の日」の6日、広島市内にて講演会を開催。
公益財団法人・広島平和文化センターの小溝理事長、長崎大学核兵器廃絶研究センターの鈴木副センター長(教授)が講演。

 

公明党から山口代表はじめ衆参国会議員、広島県本部の議員、長崎市議が参加。被爆者団体、国際NGOの代表らも参加しました。


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小溝理事長/小溝氏講演

講演では、小溝理事長は「核兵器による抑止論は、相互不信から脅しで平和を保とうするのが本質。こんなおかしな、不合理な核抑止論を据えている安全保障は長続きしない」と強調。
「もっと幅広い安全保障の構想を出していくことが大事で、核の非人道性に焦点が当たっている流れを強め、核抑止論を代替する構想をつくっていかないといけない。正念場だ」と訴えました。


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鈴木達治郎副センター長/鈴木氏講演

一方2015年11月長崎市で開かれる、核兵器と戦争の根絶をめざす科学者による「パグウォッシュ会議世界大会」の組織委員長を務める鈴木氏は「被爆70年に被爆地で開催する意義は大きい。北東アジアの核問題や原子力と科学者の社会的責任などを議論したい」と述べました。

また北東アジア非核兵器地帯の実現について「夢物語のように思われるが、ラテンアメリカおよびカリブ核兵器禁止条約(1968年発効)も、とても実現する身通しはなかったが、交渉のプロセス自体が信頼醸成と安定を進めた。困難な状況はあきらめる理由にはならない」と力説されました。


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被爆69年 祈りの一日